開業の方法>雇用人選虎の巻！どんな人が何処に向いている？(前編）

雇用者をつくるとき、
人選を誤ると本当に経営が難しくなります。
まさに経営とは人と人の和の力で達成してゆくものですから、
運命共同でありますし、
逆にいい人を雇ったら本当に商売はうまくゆきます。
また、すでに人を雇っている場合、
その社員を教育する必要があります。
大手の企業は、研修過程をへて、
その段階で適正を判断されますが、
独立開業者が専門的な研修を催す余裕もありません。
そこで、社員教育も含めて、
人選のポイントをお伝えします。

・飲食・物販店舗営業をする人間
飲食や店舗物販と、開拓営業とは大分違います。
別な分野だと思ったらいいです。
飲食や店舗物販営業というのは、
基本的に人間が好きでないとできませんね。
特に、人が相手ですけれども、
お客さんと「目線を合せられない人は難しい」です。
明るくて、キレないタイプ、
目線を合せてちゃんと話ができる人が向いています。

・新規開拓営業（契約営業）をする人間
あと新規開拓のように、相手を説得して、
契約を取ってくる営業の場合には、
とにかくメリハリのある人がいいです。
下手に出れるし相手の心を読んで
謙遜に話を聞いたりできる一方で、
自分のサービスや商品か解説の折には
一端のプレゼンテーションでもって
相手を説得できる「呼訴力」が必要です。

両方とも完全な人なんてなかなかいないのですが、
問題は、完全性というよりも
その両方をメリハリをもって展開できるかどうかでしょう。
新規開拓営業にはとにかく、
「自分のペースに相手を巻き込む必要」
があります。
みな、それができなくて契約が取れないのですね。
ですがメリハリを付けれる人は
相手を自分の土俵に巻き込める
雰囲気をつくることができるのです。（中編に続く）